昨日、出雲の浜山公園で天皇杯の県予選1回戦が行われました。
11時キックオフという選手にとっては酷な条件下での試合でしたが、最後まで戦い抜き、なんとか準決勝進出を決めました。
この試合は僕にとっても特別な試合でした。
この日対戦したチームの大半の選手は、以前指導していた選手たちでした。
約10年前に、高校生だった彼らと一緒にインターハイ出場を賭けて戦ったこともありました。
彼らとの出会いは、僕にとってもすごく大きく、大切な時間としてしまってあります。
そんな彼らと、向こう側で戦うということ。
とても複雑で、試合前日まで心の整理ができていませんでした。
勝つことしか考えていなかったけど、勝ったとしてもどこまで喜べるかな
試合が近づくたびに、目標にブレはなかったけど、戸惑いが大きくなっていきました。
そんな心境になったのは初めてだったので、どう消化したらいいものか…
もちろん正解なんてないんだろうけど、とにかく
「全力を尽くす」
彼らは、僕の目の前で全力でプレーしていました。
勝つために最後まで諦めずにプレーしていました。
それが嬉しく、またそれを目にすることができ、幸せに思いました。
試合後、いつものように僕を小馬鹿にした感じで話をする選手たちに触れられて、また幸せに思いました。
言葉にするのは難しいんですが、彼らと一緒にサッカーをしてよかったな。
そう思いました。
今、僕には「自分のすべてを賭けよう」と思える選手たちがいます。
こいつらを勝たせてやりたい。
昨日戦った教え子たちのためにも、今の選手たちと一緒に必ず優勝したい
応援をよろしくお願いいたします。
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