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現実ではないこと

久しぶりに対面した彼は、僕たちの声に反応せず、ゆっくりと眠っていました。


狭い棺の中で、声をかけたら今にでも目を覚ますような、そんな寝顔で安らかに眠っていました。



突然の連絡を受け、いまだにその事実を受け止められない自分がいます。


何度聞いても信じられない。

今日、彼の顔を見ても、ただそこで休んでいるだけのようにしか見えず、明日には普通に生活しているような、そんなことしか思い浮かびませんでした。



ここ数年、国体の監督を務めさせていただいたとき、いつも支えてくれた人でした。

決して表には出ようとせず、陰で選手とスタッフが試合に集中して臨めるよう、いつもサポートしてくださいました。


そんな姿を見て、僕は自然と全幅の信頼を置くようになり、色々な相談をさせていただいていました。



毎年、国体が終わるたびに、

「このチームをキッカケに、松江市にJリーグを目指すチームを作っていきたいんだ」

ということを熱く語ってくださり、

「そのチームで、小川くんに監督をやってもらわないといけないって思ってるんだよ」

といつもいつも僕に言ってくれました。


いつも、


「小川くんしかいないから」


って。


クラブハウスの横を通るとき、目が合ったときは、いつも笑顔で挨拶をしてくださり、クラブハウスに寄ってくださったときは、いつも僕の心配をしてくださり、色々な話をしてくださいました。

僕が悩んでいることを、親身になって嫌な顔せずに何度も聞いてくださいました。


僕が知っている姿は、ほんの一部分しかないけど、僕は、あのクラブハウスの横を通るときの笑顔を見るのが本当に好きでした。

僕も自然に笑顔になってしまう、そんな笑顔が本当に大好きだった。



僕の携帯には、国体が終わった後に送ったメールの返信が残っていて、またメールを送れば、すぐ返事が返ってくるんじゃないかって、疑いもなく思ってしまいます。





内田さん


あのときふたりで話した夢はまだ叶っていませんよ


これからなのに

やっとここまで来たのに

今からってときにひとりで旅立っちゃうなんてずるいですよ

僕はまだ何もお返しできてないのに

いろいろ聞いてもらった僕の思いも、やっと手が届きそうなところに来たのに

それを近くで見てほしかったのに




今はまだ気持ちの整理がついていないから、

お別れなんて言えません

この事実をちゃんと受け止めることができるようになったときに

ちゃんとお別れが言えるようになるのかな
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